桂林取材

キンモクセイの精油工場さんを取材させていただきました
担当者
「金木犀」(キンモクセイ)

桂林の金木犀

私たちの目的はもちろん金木犀。

桂林の「桂」は、日本ではカツラの樹を意味しますが、中国ではモクセイを意味します。つまり桂林は「金木犀の林」を意味します。桂林の市樹は「桂花樹」、市花は「桂花」。金木犀オンパレードですね。

街中は、もちろん金木犀だらけでした。40万本とも50万本とも言われています。私たちが訪問したのは2015年9月中旬。金木犀の樹木には微かな萌芽が出ていましたが、開花までにはまだ1ヶ月はかかりそうな気配でした。

ただし、市内の樹木全部が金木犀というわけでなく、クヌギやクスノキなども多く、ヤシの木も散見されました。植生は全体的にやや亜熱帯の雰囲気です。市内中心部はバイク・車が縦横無尽に走り回り、唐辛子などの香辛料を多用した料理とザワザワ感が東南アジアを彷彿させる賑わいでした。

現地の方によると、金木犀は毎年10月中旬頃に咲くそうです。ただ、こちらも近年の異常気象のせいか開花時期の揺れが大きくなってきている模様です。