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| ダマスクローズBlog

ローズオットーとは?

ダマスクローズ精油の呼び名:ブルガリアンローズオイル、ローズオットー


「ブルガリアンローズ」とは文字通りブルガリアのローズという意味です。

しかし、通常はブルガリアのすべて品種のバラを指すのではなく、ダマスクローズを意味します。「ブルガリアンローズオイル」といえば、一般的にブルガリアで生産されるダマスクローズを水蒸気蒸留法(steam distillation)で採取した精油を意味します。


別名「ローズオットー」


「ブルガリアンローズオイル」は、しばしば「ブルガリア・ローズオットー」や「ブルガリアン・ローズオットー」と呼ばれます。

ローズオットー(Rose Otto)とは、水蒸気蒸留法(steam distillation)で採取したローズの精油です。ローズオイルは、オットー以外にアター(Attar)とも呼ばれます。

Attarは、ペルシャ語で花の香りや香水を意味する言葉です。


「オットー」の由来


よくわかりません。ブルガリアのダマスクローズは、1400年代、オスマントルコの時代にオスマントルコからの技術と政策で栽培されるようになったとされています。

おもにダマスクローズのローズウォーターの生産が目的だった思われます。当時、ローズオイルは、むしろ副産物だったようです。

このできたローズオイルが otto と呼ばれる理由は、ひょっとしたらオスマントルコ(the Ottoman Empire オスマン帝国)からの由来ではないかと空想していますが、確認が取れていません。

  • (2017-08-12)

食べるダマスクローズ

「食用」の定義


「食用」とは、食べることのできる食料品や食品または食べる行為を指します。

しかし、世の中には、土や危険な動植物さえも食する人もいるので何が食用と言えるのか本当にわからなくなります。

行政や学会による「食用」の定義を探しましたが、適当なものが見いだせませんでしたで、ここでは次の条件を満たすものを食用の定義としました。

・食べるとその一部または全部が、消化され、その人のエネルギー源や栄養源となること

 (食べても有害ではないが消化せず、排出されるものは食用とみなされない)



・食べても毒性がない、または影響を無視できるくらい軽微な毒性であること



・食べても苦味や臭みの程度が低く、楽しくまたは苦痛を伴わずに食べることができること


上記条件は、「食用」の一般的な概念ですが、最後の「苦味や臭みなく食べれること」は意見が分かれるかもしれません。

苦くても臭くても、実際に体内で栄養やエネルギーになるのなら食用と呼べそうです。

たとえば、苦い医薬品は、物理的には飲食可能ですが、しかし、食べ物としては、楽しくなければ、社会通念上「食用」とは言い難いでしょう。

そのため、食用であるからには、ある程度の「おしいさ」は要求されると思います。


花びらがエディブルなダマスクローズ


ダマスクローズの花びらは、伝統的にバラジャムとしての利用法がもっともポピュラーです。

そのほか、おひたしやサラダ、天ぷら、炒め物などに利用されると聞いています。
しかし、私自身も試したことがなく、どんなものか、・・・しかし、あの高価なダマスクローズをあえて食べる必要性が不明です。

美容や医薬的な効果は、少し効果は期待できそうですが。

中東・インドでは、伝統的にローズを調味料やスパイスとして利用されてきました。

生の花びらより、ローズウォーターと花びらの乾燥パウダーがよく利用されるようです。

ローズウォーターは肉料理に振りかけられ、ローズパウダーはソースに使われます。また、下記のお菓子類の香り付けにローズパウダーはよく利用されます:



  • ・アイスクリーム

  • ・ジャム

  • ・ターキッシュ・ディライト(ロクム)

  • ・ライスプディング(お米をミルクでにたデザート)

  • ・ヨーグルト




ローズ酒


ダマスクローズやその他のバラの花びらは「ローズ酒」として利用されるケースがあります。

梅酒のように焼酎やジンなどの強めのアルコールにバラの花びらを漬け込むだけの簡単なお酒ですが、ローズが香り高く楽しいお酒になります。


ローズオイルのサプリメント


2000年代に入り、日本ではダマスクローズのサプリメントが大人気でした。2017年、現在はやや下火でしょうか?あまり聞きませんよね。

当時のサプリは、ローズオイルを、ゼラチンカプセルやデンプンカプセルに包み込んだけのシンプルなサプリメントです。

ローズオイルは、それなりの刺激があり、そのままでは刺激が強すぎますので、サプリにされる場合は、オリーブオイルや他のオイルで希釈され、さらに付加価値として、ビタミンEやその他ビタミンル類などが添加されることが普通です。

ローズオイル自体には、胃内に生息しているピロリ菌の殺菌効果があるとされます。

また、ローズオイルの成分の一つであるゲラニオールは胃腸で吸収されカラダ全体に運ばれて、数時間後から48時間程度皮膚からバラの香りを発するとされます。

そういう実験をされた方がおられ、また実験データも公開されていますので興味ある方は検索で探せます。

私の個人的な意見ですが、大量のローズオイルを一瞬で消化してしまうサプリメントは、ローズオイルの使い方として、下品です。

かなちもったいないと言うか、天の恵みの浪費に感じられます。私は、特別な理由なしにローズオイルを食することに反対です。

ローズオイル自体が、大量の花びらからごくわずかしか採取されない貴重なものなので、どうも貧乏性的な発想になりがちです。

世界最大のダマスクローズ生産国ブルガリアでは、ローズオイルをサプリメントで食べることは、まずありません。

ローズオイルは非常に高価で、現地の人々には経済的に許されません。日本でローズオイルのサプリメントが流行していることを話すと非常に驚かれ、そして日本人はカネ持ちと思われます。

  • (2017-08-12)

ダマスクローズの香り、主要な成分

様々な分析結果


ダマスクローズオイルには数百種類の成分が含まれます。

実は様々な研究期間や研究者が分析しているのですが、産地や年度によって成分が違いため、はっきりとコレがすべてとう成分表は存在しません。

よって、多くの研究者の分析結果として共通する成分をここでは取り上げます。


ダマスクローズの主要な成分


・シトロネロールcitronellol

・ゲラニオールgeraniol

・フェニルエチルアルコール

・ネロールnerol

・リナロールlinalool

・ダマスコンDamascone


これらの成分は、ダマスクローズだけに含まれるわけではなく多くの花にも共通した香り成分が多い。

しかし、この中で特にダマスクローズを特徴づけている香りは、ゲラニオール・フェニルエチルアルコール・ダマスコンあたりではなかだろうか。


最大1000種類?と推測される成分


ダマスクローズオイルには数百種類の成分が含まれることがわかっています。

私は今まで見た成分表では500種類くらいが最高さったと思いますが、微量成分がまだまだ含まれている模様で研究者によっては1000種類くらいあるのでは?と言われています。

メイン成分でローズオイルの香りはある程度再現できますが、本物と比較して物足りないと感じるのは複雑怪奇、ナゾの微量成分に起因していると思われます。

香気成分分析機の性能は年々上がっていますので、今後もローズの新しい成分の発見が続くちお思われます。

  • (2017-08-12)

ブルガリア バラの谷 カザンラク

カザンラクの子供たち


公園を歩いているとき遊んでいる子どもたちのひそひそ声が聞こえてきました。

「ヤポン」と聞こえるようです。
(※日本人の意味らしいです)

それから、おもむろに「ニ」にアクセントを付けて「コンニチニワ」と叫び出すのでたまりません。なるほど、日本人が多く来る土地柄なんですね。私はこの手の子どもたちが苦手です。どう反応してよいのやら...

トルコ旅行を思い出す。狭い路地裏を歩いていたらいきなりガキどもが目の前に飛び出してきて、そのうちの一人がなんと無言でカラテの構えをはじめました。ありゃ・・・

トルコ語ができたらしゃがんで「坊や、日本人がみんなが空手をやるわけでなはないんだよ」なんて諭してやりたかったですが、いかんせんしべれませんので・・・あの子はいまでもアジア人を見ると無言で空手の構えを披露しているのでしょうか。

バラ蒸留所の人との会話でそんな話題を出すと笑いながら「バラ祭りの頃、日本人がいっぱいきますからね。

それで日本語を覚えたんでしょう」。
彼はバラ祭りに来る日本人は?と質問すると「そりゃ、もうブルガリア人より多いですよ」と冗談を飛ばしていました。
  • (2017-08-12)

バラの原種(西洋の野バラ)

和洋の野バラ対決


日本で野バラといえば、一般にノイバラ(ロサ・ムルティフローラ、Rosa multiflora)を指しますが、ヨーロッパでは、ロサ・カニナ(Rosa canina)を指します。

ゲーテのかの有名な『野ばら』は(よって、シューベルトの『野ばら』も)、ロサ・カニナ(Rosa canina)と言われています。

同じ「野バラ」でも西洋と日本では違うバラを意味しています。しかし、いずれも小さく素朴な原種のバラである点が似ています。


ロサ・カニナ(Rosa canina)


別名「ドッグ・ローズ」(イヌバラ)。栽培・自生を問わず、ヨーロッパでは普通に見かける白やピンクの小さく素朴なバラ。

ヨーロッパで「野バラ」(Wild rose、ワイルドローズ)といれば、ロサ・カニナ(Rosa canina)を指します。野生品種のバラでかなり古い原種のバラと考えられています。

接木用の台木として用いられますが、一方でローズヒップ(バラの実)はビタミンCに富んでおり、第二次世界大戦中、イギリスではこのローズヒップが貴重なビタミン源になっていたというエピソードが残っています。

イギリスの地方や郊外では、それくらい普通に生えている野バラです。一般のご家庭では生け垣などに多用されている模様。

素朴なバラですが、一方で、繁殖力旺盛で、ロサ・カニナ(Rosa canina)は、ニュージーランドの高原に外来種として侵入し、ニュージーランド自然保護局の大きな脅威になっているそうです(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%90%E3%83%A9)。

もともと南半球には、バラの原種が存在しておらず、オーストラリアやニュージーランドで見るバラは近世以降、ヨーロッパやアジアから流入したバラです。

自然界の生態系を破壊しかねない存在になっているんですね。複雑です。

原産地は、よくわかっていないが、歴史的に見てヨーロッパ原産である可能性が高いと思われます。

  • (2017-08-12)

バラの原種(西洋)

バラの原種(西洋)


西洋のバラ原種という考え方は非常に難しいかもしれません。

中国南部からヒマラヤ地方で生まれたバラの祖先は、進化とともに北半球を広範囲に拡散していきました。

西洋の原種と呼ばれるバラも、もともとはその祖先は中東にあり、中東のバラも、もともと中国南部・ヒマラヤ地方から来たものなので、どこからが中東原産、西洋原産とは言いにくい事情があります。

西洋のバラに大きな影響を与えたダマスクローズは、おそらく小アジア(アナトリア半島)からシリアの地中海沿岸で生まれたと言われています。

よって、中東原産のバラですが、ヨーロッパバラの祖先という意味で、ここでは西洋原産のバラに仮に分類します。


ダマスク香のロサ・ダマスケナ(Rosa damascena)・・・ダマスクローズ


ダマスクローズは、アナトリア半島からシリアにかけての地中海沿岸でロサ・フェニキア(Rosa phoenicia)とロサ・ガリカ(Rosa gallica)の偶然の自然交配から生まれたと考えられています。

ロサ・ダマスケナは、香り・形の点で、その後のヨーロッパバラの伝統となります。特に香り(芳香)の強さは特筆すべき特徴で、伝代の香水や化粧品・トイレタリーの香りに与えた影響は多大です。

ロサ・ダマスケナの強い芳香は、現在では「ダマスク系」(別名:ダマスク香)という言葉で、香りの一大カテゴリーとなっています。ダマスク系の香りは、もっともバラらしい、甘く華やかな香りです。

ダマスクローズは初夏に1回だけ咲きます。秋にダマスクローズとよく似たダマスクローズのようなバラ(オータム・ダマスク)が咲くため、ダマスクローズはときとして「サマー・ダマスク」とも呼ばれます。


ロサ・ガリカ(Rosa gallica)


ロサ・ガリカは、ヨーロッパ、とくにガリカ地方(ローマ時代、現在のフランスあたりはガリカと呼ばれていた)で古くから栽培されており、名前の由来はガリカ地方からと言われている。しかし、原産は中東と思われる。

ロサ・ガリカは、ロサ・フェニキアとともにダマスクローズの生みの親と見なされています。強い芳香と赤い花びらが特徴です。濃紅色の花色の先祖と考えられています。昔から薬草として利用されていたという話が残されています。


ロサ・アルバ(Rosa alba)


ラテン語で「白」を意味する「アルバ」の文字通り、ほとんど白色の花びらが特徴です。香りはダマスク系ですが、ダマスクローズほどの強さは少ないかと思います。

上品で気品に満ちた穏やかなダマスク系の香りです。歴史的には英国バラ戦争でヨーク家の紋章として有名です。

ロサ・アルバは、ロサ・カニナ(Rosa canina)とロサ・ダマスケナ(Rosa damascena)の自然交配から生まれたと考えられています。

当然、諸説ありよくわかりませんが、香りは、ロサ・ダマスケナ譲りで、花びらの白はロサ・カニナ譲りを彷彿させる姿です。

ロサ・アルバは、ロサ・ケンティフォリアの祖先と考えられています。


ロサ・ケンティフォーリア(Rosa centifolia) 別名:キャベジローズCabbage Rose



ケンティフォーリアローズは、花びらが密集していることが特徴です。

品種の名前である「ケンティフォーリア」は、「100枚の花弁」(centi=100、folia=葉)の意味です。ほんとうに100枚かどうか数えた人がいますが、概ね百数枚とのことでした。

ロサ・ケンティフォリアは、ダマスクローズとともに現代ローズ精油産業の数少ない精油バラほ一つです。ダマスクローズほどの採油量はありませんが、上品で深みのある香りが特徴です。

  • (2017-08-12)
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