(歴史)ダマスクローズの古代史
ダマスクローズの原産地
アフガニスタン、イラン、シリア、トルコあたりと言われています。
中東のどこかだろうくらいしかわかっていません。
ダマスクローズの古代史
ダマスクローズに限定した歴史と言うわけではありませんが、バラの歴史を語るとき、必ずでてくる話が、古代メソポタミアの文学作品「ギルガメッシュ叙事詩」です。
紀元前2600年ごろの話らしいですが「薔薇は永遠の命・・・」という記述があるそうです。
おそらく、これが人類の記録に残された最初の「バラ」らしいです。
しかし、実際、バラは紀元前5000年くらいには始まっていたのではないか・・・と、知人のある著名なバラ研究家の方がおっしゃっておられました。
古代ギリシャ・ローマ時代
紀元前数世紀の古代ギリシャ・ローマ時代には記録がぐんと増えてバラが観賞用として愛されたことがわかります。
特にローマではネロ皇帝のバラ風呂伝説なども伝えられるほど、ローマ時代はバラブームで盛り上がっていたようです。
このときのバラが、ダマスクローズだったか、という問題ですが、おそらくそうだったのではないかと私は考えています。
当時、バラの品種は少なくチョイスがないこと、芳香が優れているため、他の花よりも「スペシャルな花」に考えられたことが、推測の根拠です。
- (2017-08-12)
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