バラの原種(日本)
バラの原種(日本のバラ原種)
バラの原種は、ヨーロッパ・中東・アジア・アラスカ・北アメリカなど広範囲に拡散していますが、なぜか北半球だけで確認されています。
バラ原種は、200種とも250種とも言われます。種類の数え方の問題もありますので、そのへんは適当な部分はあるかと思います。
バラの品種改良に使用されたバラは、8種類とも10種類とも言われます。案外、種類が限られていることがわかります。
逆に言えば、原種が200種類以上もあるのなら、今までには見なかったような斬新な現代バラが生まれる可能性もありそうですが、そういう研究がなされているかどうか不明です。
下手に新品種を作出したところで、極端に病気に弱かったり環境耐性が弱かったり、ある意味、奇形なバラを人工的に作り出すことにリスクを指摘する意見もあります。
豊富な日本のバラの原種
日本には、案外、バラの原種が多く自生している、実はバラ大国。
日本自生するバラ原生種:
- ・ノイバラ(Rosa mulitiflora)・・・ポリアンサ系つるバラの原種。ミニバラ、フロリバンダ
- ・テリハノイバラ(照葉野茨、Rosa luciae)・・・ツルバラの元祖
- ・サンショウバラ
- ・ツクシイバラ
- ・フジイバラ
- ・タカネイバラ
- ・ハマナシ/ハマナス(Rosa rugosa)
- ・ミヤコイバラ
- ・ヤブイバラ
- ・ヤマイバラ
- ・モリイバラ
- (2017-08-12)
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