香水通販 緑茶フットケア(足コスメ) コンシンのチャ

チャノキ(茶樹)



チャノキ(茶樹、チャの木、チャの樹)とは、茶葉を産出する植物のことです。百科事典には「ツバキ科ツバキ属の常緑樹」と説明されています。チャノキはツバキの仲間ですが、ツバキ(椿)自身の葉っぱや茎から作る乾燥葉などは飲用に耐えません。

チャノキにはテアニン(お茶のうま味成分。グルタミン酸の誘導体。アミノ酸の一種)や緑茶カテキン(苦み成分。抗酸化作用がある有用成分)が豊富に含まれています。

余談ですが、「チャノキ」を英訳するとそのまま「Tea tree」(ティートリー)になりそうですが、ティートリーはオーストラリアなどに自生する大木です。ユーカリの仲間で爽やかな芳香を放つ木でその精油はアロマテラピーでも人気の香りです。ティートリーはお茶とは無関係です。

「チャノキ」を英訳は「Tea plant」(ティープラント)となります。

●カメリア・シネンシス(中国種)

チャノキは大きく2つに分類されます。その一つが「カメリア・シネンシス」(Camellia sinensis=中国のツバキの意味)。「中国種」とも呼ばれます。1m程の低木で小さな葉っぱを多数付けるところに特徴があります。

日本のチャノキは一般にこの品種ですが、葉っぱの形状や大きさには中国のチャノキと違いがあり、細かい分類では違った品種ですが、広義には日本のチャノキは中国種に含まれます。

中国種のチャノキは、主に緑茶や中国茶用茶葉を産出します。

●カメリア・アッサム(アッサム種)

チャノキを大きく2つに分類したもう一方。「カメリア・シネンシス・アッサム」(Camellia sinensis var. assamica)=アッサム地方のチャノキの意味。「var.」は変種の意味)。「アッサム種」とも呼ばれます。5m~20m程の大木なり、大きな葉っぱに特徴があります。熱帯多湿を好み、インドやスリランカなどで生産されています。

アッサム種のチャノキは、主に紅茶用茶葉を産出します。

●その他のチャノキ

チャノキが大きく2種類に分類されることを記述しましたが、その他4種類の分類も多く用いられます。しかし、チャノキはそれぞれ変種を生じやすく、さらにツバキなどとも交配して変種を生じて、小さく分類すると無数のチャノキが存在すると考えられています。




| 香水の武蔵野ワークスTop | 会社概要 | 特定商取引法表示 |
©2018 Musashino Works Inc.(武蔵野ワークスのスキンケア)