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( お寄せいただいた質問 )

香りに「著作権」はあるのでしょうか?
?) 香りの処方には、知的所有権や著作権はあるのでしょうか?


パフューマーの芸術的な活動の結果生み出された香水の処方には、パフューマーに帰属する知的財産権や著作権が存在すると香水業界では考えられています。

しかし、それを実際に保護する法的な枠組みは、世界的に不足しています。

そのため、実際には無規制となり、コピー商品やイミテーションが氾濫する事態となっています。

商標は、現在では世界中どこでも明確に法的な保護を受けますので、同じ商品名で出回れば明らかに摘発の対象になります。

しかし、商品名が違っていて、実際は他社香水のコピーの場合、手を焼くことになります。

2006年パリの裁判所で、ロレアルなど大手香水メーカーが、コピー香水販売会社を相手に起こしていた裁判で、「香水の著作権」を認め、巨額の賠償金を命じました。

裁判所が、「香りの著作権」を認める判決を出したアナウンス効果は大きかったようで、この判決以降、コピー商品は少なくなってきています。


判決概要:
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香りのミニシンポジウム 香りの著作権"をめぐって〜フランス・パリ控訴院判決の意味するものは〜

2006年4月21日付毎日新聞は「知的所有権:香りにも─仏判決 独創性を認定」とのパリ発共同配信による衝撃的なニュースを報じました。訴えたのは、ロレアルなど香水大手の6社です。パリの控訴院はランコム「トレゾア」など11種類の香水を盗作したベルギーのベリュール社に対して、88万ユーロ(約1億2,500万円)の支払いを命じた
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(2019-01-01 00:01:43)

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