東京清瀬市・実のなるウスギモクセイ(満開です!)
ぜひ見たいと考えていた清瀬市内・中里駐在所のウスギモクセイ。
この木のことは、清瀬市のホームページで知りました。
「実のなるウスギモクセイ」
記事はこちら → http://www.city.kiyose.lg.jp/hp/page000001800/hpg000001722.htm
一部記事を引用します:
「柳瀬川通りに面した中里駐在所の前に一本立ちの立派なウスギモクセイの木があります。樹高約12~3メートル、幹回りが110センチ位で普通庭木として見かける樹形とはだいぶ違います。
幹の太いキンモクセイだと思っていたこの木がウスギモクセイと分かったのは、つい2年ほど前で花をよく見ると名前の通り薄黄色、しいて言えば白っぽいといったほうがよいかもしれません。
キンモクセイとの大きな違いは、花の後に細長い実をつけることです。秋から3月ごろまでに緑色の実が長さ2センチほどに生長し、その後黒紫色になって4月中旬ごろ落ちます。
この時期、木の下一面に落ちた実が見られます。」
非常に珍しい結実するモクセイ
実のなる「キンモクセイ」の目撃情報は、おそらく存在しませんが、「ウスギモクセイ」は希にあります。
しかし、私自身、今まで実際に見たことはありません。
それが同じ東京都内に。「案外近場」と驚かされました。ようやく本日見てきました。
満開です!
気品のある香り、神秘的な色彩、これはすごいウスギモクセイ!
キンモクセイの香りより柔らかく控えめに感じられますが、なんと上品な香りでしょうか。そして、花の色がすばらしい! ウスギモクセイといえばレモン色を言われますが、こちらは微かに緑がかった神秘的な色彩。レモンと言うよりライムな色合い。
排ガスに負けないでほしい(祈り)
この辺は畑や雑木林が点在し、のどかな田園風景が拡がっています。駐在所の前の通りは狭く曲がりくねっていますが、近くに小金井街道が走り、そこから抜けてくる車とそこに向かう車が容赦ないスピードで絶え間なく。
田園風景が拡がる割には、とにかく交通量多く、写真撮影もなんとなく集中力不足でした。
キンモクセイは、大気汚染に弱いと言われ、排ガスが社会問題化した70年代はキンモクセイが全国的に一時減少したと言われます。
ウスギモクセイもおそらく排ガスには強くないでしょう。
このウスギモクセイは、今のところ見た目、非常に大きく元気ですが、この交通量、先行きが不安です。
- (2012-10-04 17:56:00)