ローズオットーとは?
ダマスクローズ精油の呼び名:ブルガリアンローズオイル、ローズオットー
「ブルガリアンローズ」とは文字通りブルガリアのローズという意味です。
しかし、通常はブルガリアのすべて品種のバラを指すのではなく、ダマスクローズを意味します。「ブルガリアンローズオイル」といえば、一般的にブルガリアで生産されるダマスクローズを水蒸気蒸留法(steam distillation)で採取した精油を意味します。
別名「ローズオットー」
「ブルガリアンローズオイル」は、しばしば「ブルガリア・ローズオットー」や「ブルガリアン・ローズオットー」と呼ばれます。
ローズオットー(Rose Otto)とは、水蒸気蒸留法(steam distillation)で採取したローズの精油です。ローズオイルは、オットー以外にアター(Attar)とも呼ばれます。
Attarは、ペルシャ語で花の香りや香水を意味する言葉です。
「オットー」の由来
よくわかりません。ブルガリアのダマスクローズは、1400年代、オスマントルコの時代にオスマントルコからの技術と政策で栽培されるようになったとされています。
おもにダマスクローズのローズウォーターの生産が目的だった思われます。当時、ローズオイルは、むしろ副産物だったようです。
このできたローズオイルが otto と呼ばれる理由は、ひょっとしたらオスマントルコ(the Ottoman Empire オスマン帝国)からの由来ではないかと空想していますが、確認が取れていません。
- (2017-08-12)
<< アロマテラピー< | >食べるダマスクローズ >>